
山地各種岩盤類などで形成された基盤の上に、火山灰に由来する黒ボク土や森林性有機質土のほか、侵食作用により流出した二次的土砂が堆積しています。
宅地の地盤としての性状は、形成年代や発達過程(土種、層厚、成層状態)により異なりますが、一般に、黒ボク土や森林性有機質土が厚い場合、固結土層が存在する場合、傾斜地やマサの分布域を造成する場合には、慎重な基礎選定が必要となります。
平野部が乏しいため、宅地開発が山麓平坦部から緩斜面、山間丘陵などにも及んでおり、地盤状態や土砂災害危険区域についても知っておくことが望まれます。
低地は河川流域や河口の平野部で、いわゆる沖積層を成しています。
砂や砂礫、シルトなどを主体に構成され、一般に軟弱地盤を形成することが多く、住宅利用を考えた場合、基礎形式の選定は特に慎重に行なう必要があります。